休眠抵当権抹消
2020/04/23
休眠抵当権抹消
連日コロナウイルスのニュースで溢れていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は、この一週間は在宅勤務で、休眠抵当権抹消登記のため供託の準備をしました。
休眠抵当権とは、明治、大正から昭和初期にかけて設定された抵当権で、その後、すでに完済されているかも分からず抵当権者との連絡も取れず、長年にわたり放置されている抵当権のことです。
今回の場合は①登記義務者の所在不明により抹消登記の共同申請ができない②債権の弁済期より20年を経過した場合 に当たるため、債権額、利息及び損害金の全額に相当する金銭の供託をして不動産の所有者のみで抹消登記をすることにしました。
担保権の付いている物件の売却は難しいので、もしそのような不動産を相続された方は当職までご相談ください。